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多国籍の人が違いを超えて、一人ひとり活躍できる会社を作る【エンワールド・ジャパン株式会社】

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Posted by Asahi Katayama

3ヶ月 前

2018年7月6日(金)に一般社団法人 日本国際化推進協会の田村様、渡邉様にご来社頂き、弊社佐藤と、ダニエルが「多国籍の人が違いを超えて、一人ひとり活躍できる会社を作る」というテーマで取材の機会を頂くことが出来ました。

エンワールドの社風や採用方針、実際に働くコンサルタントが考える日本で働くにあたってのアドバイスなどを分かりやすくまとめて頂いておりますので、是非一度ご覧下さいませ。

下記、原文引用


取締役ヴァイスプレジデント  CxO プラットフォーム事業責任者 
佐藤 有(さとう ゆう) さん
サプライチェーン&プロキュアメント部門  シニア コンサルタント 
ダニエル ムニョス さん

 

エンワールド・ジャパン株式会社(以下エンワールド・ジャパン)は、もともとウォールストリートアソシエイツ株式会社(以下ウォールストリートアソシエイツ)というイギリス人が設立した会社で、金融系の経営者や役員の採用支援を行う会社でした。2010年、エン・ジャパンのグループ会社となり、エンワールド・ジャパンが誕生しました。現在でも経営者の半分は外国籍です。外国人ばかりの企業から、少しずつ日本人が増えていき、多国籍の日本企業になったという経緯があります。インタビュー第1弾では、そんなエンワールド・ジャパンで人事戦略を考える佐藤さんにお話を伺います。

 

■エンワールド・ジャパンは、どのような事業をしている会社ですか?

グローバル企業の経営者や役員など、エグゼクティブ層の採用支援・転職支援をしている会社です。グローバル企業の多くが、外資系企業のお客様です。また、エグゼクティブ層だけではなく、ミドル層と呼んでいる部長や課長クラスの支援も増えてきています。

 

■御社の社風(企業文化)について教えてください。

私は、エン・ジャパンのグループ会社になる前から入社していますが、エン・ジャパングループになったあとも、特に組織文化は変わっていないと思います。それぞれの良いところを残し、活かすことを考えて、カルチャーを融合させていきました。特に、転職支援したあと、つまり「入社後活躍」にこだわりをもってサポートを行うという考え方は、社員全員が同じように持っていたい価値観です。

 

■働く環境について教えてください。

現在20カ国を超える国籍の社員がいます。社内公用語は英語のため、日本語が不得意な外国籍社員もいます。一方で、英語が不得意な日本人社員もいます。そのため、社内資料は日本語と英語の2ヶ国語で作っています。日本語や英語を学びたい社員のために、語学研修の制度があります。会社として毎月1-2万円の語学学習のサポートをしています。その制度を使って、就業時間外に講師を社内に呼んで、英語や日本語を学んでいる社員もいます。

私の理想としては、今後日本人と外国人の社員構成比を、半々にしていきたいと考えています。お客様には日本人も外国人の方もいらっしゃいますので、それぞれに対応できる、様々な人が活躍できる組織を作っていきたいと考えています。

 

■多様な人材をマネジメントするうえで、工夫されていることはありますか?

一人ひとり違いがあることを前提に、その違いを認めて、一人ひとりと向き合ってコミュニケーションを取ることを大事にしています。エンワールド・ジャパンには、20カ国を超える外国籍社員がいますので、コモンセンス(共通の常識)が初めからあるわけではないです。自分にとっては当たり前でも、他の人には当たり前ではないことが、たくさんあります。それを口にだして言わなければ分かりません。また、言葉が分かったとしても、言葉の意味の捉え方は文化によっても異なります。

だからこそ、コミュニケーションの量を重視し、一人ひとりと十分に時間を取って向き合うことを意識しています。毎週、マネージャーとメンバーで1on1をする機会もあります。そのときに、会社としてやらなければならないことをしっかり説明します。いきなり「やりなさい」では、相手は理解に苦しむと思いますし、「なぜ?」と感じると思います。

そして、誰もが何でも言いやすい雰囲気(企業文化)を作ることが大切だと考えています。そのようなコミュニケーションの積み重ねが重要ですね。

 


■採用方針について教えてください。

まず採用基準ですが、外国人の方だからといって、日本人と採用基準を変えることはありません。私たち「エンワールド・ジャパンの価値に共感できる方」かどうか、私たちが求める「主体的に考えられる人」かどうかが重要なポイントです。今後も国籍に関係なく、新卒採用もキャリア採用も行っていきます。「主体性がある方」「海外経験が豊富な方」「多国籍な環境で適応力が高い方」を採用していきたいです。

 

■評価や報酬について教えてください。

透明性を大事にしています。マネージャーの好き嫌いで評価が変わるような組織を嫌がる方は、転職相談でもよく耳にします。また、20代で活躍しにくく、昇進できない、給料が変わらないという不満も多いと思います。エンワールド・ジャパンでは、なるべく評価を定量化し、定性的な評価も「見える化」して、報酬を決めるようにしています。

 

■エンワールド・ジャパンで働く魅力を教えてください。

まず一つは、多国籍で多様な人材がいる環境で、英語を使って仕事ができるところですね。そして、国籍や年齢に関係なく、誰にでもチャンスがある企業風土も魅力だと思います。また、外国人の方にとっては、お客様に外国人の方も多いので、コミュニケーションが取りやすい=活躍しやすいところではないかと思います。例えば、外資系企業で外国籍の社長や役員の方とコミュニケーションを取るときに、英語ができるだけではダメなのです。相手の文化や考え方を理解できるかどうかがビジネスでは重要になります。

 

■最後に、これから日本企業へ就職を希望する外国人留学生にメッセージをお願いします。

日本で就職するなら、商習慣に違いがあることを理解することが重要です。外国人同士で一緒にいるのではなく、日本人と一緒に過ごし、コミュニケーションを取ることで、それを学べると思います。また、すでに働いている人とつながることも大事です。自分から情報を取りに行くフットワークの軽さが必要ですね。

また、日本で成功するためのポイントは、やはり日本語を勉強することです。エンワールド・ジャパンの社員にも、私たちが支援する方にも、日本語が苦手な方はいます。しかし、日本語ができたほうが、ビジネスの領域、可能性は広がります。自分が持っている専門知識や能力を最大限生かすためにも、日本語を習得することは重要です。

 


ありがとうございました!

 

ここからは、多国籍な環境で働く外国籍社員のダニエルさんにお話を伺います。

取締役ヴァイスプレジデント  CxO プラットフォーム事業責任者
佐藤 有(さとう ゆう) さん

サプライチェーン&プロキュアメント部門  シニア コンサルタント
ダニエル ムニョス さん

 

多様な個性が混ざり合う環境で働くシニアコンサルタントのダニエルさんにお話を伺います。

ダニエルさんは、元留学生で、日本の大学で学んだあと、一度日本の大手企業に就職し、転職でエンワールド・ジャパンに入社されています。留学生の皆さんに近いキャリアを持つダニエルさんの日本で働くエピソードは、日本企業で仕事をするために、とても参考になるお話でした。

 

■エンワールド・ジャパンに入社するまでの経緯を教えてください。

私は母国の大学で英語と日本語を専攻していました。そして、学部生のときに1年間、交換留学生として大阪外国語大学(現:大阪大学)で学びました。そこで耳にした日本語は、テキストだけでは分からない関西弁が多く、とても難しかったです(笑)。

大学卒業後、立命館アジア太平洋大学(APU)の修士課程に進学しました。大学院卒業後、日本の大手総合電機メーカーに就職しました。入社した理由は、グローバル企業で、母国でも知られているブランドのメーカーで仕事ができることに魅力的を感じたためです。そこでは、南米担当として海外セールスの仕事をしていました。

その後、エンワールド・ジャパンで働いていた友人から紹介されて、エンワールド・ジャパンに転職しました。

 

■エンワールド・ジャパンは、どのような雰囲気の会社ですか?

人間関係が非常に良い会社だと思います。フラットな関係で、コミュニケーションが取りやすく、マネージャーなどの上司とも話しやすいです。間違っていると思ったら、指摘できる雰囲気もあります。会社は、一人ひとりのバリューや能力を見て、仕事がしやすい環境を作ってくれているように感じます。

 

■どのような仕事をされているのですか?

サプライチェーンに関する分野で、企業の採用支援を行ったり、転職したいと考えている個人のお客様のサポートを行ったりしています。企業向けの仕事と個人向けの仕事の割合は、日によっても変わります。それぞれの状況を見ながら、自分でスケジューリングして仕事をします。また、私はサプライチェーンの担当ですが、お客様からITや管理部門など別の職種に関する相談をいただくこともあります。そのようなときは、社内の別の専門担当に情報を共有して、お客様の期待に応えるようにしています。

現在の仕事は、自分の頑張りが目に見える成果として分かるため、とてもやりがいを感じています。

 

 

■日本で働くにあたって、気をつけた方がよいことはありますか?

日本の企業文化を学ぶことだと思います。例えば、新卒の場合、研修制度があります。大手企業は型が決まっていますが、たとえ自分が分かることであったとしても、しっかり学んだほうがよいです。

また、上司とのコミュニケーションも重要です。責任者の方々で戦略を考えているときに、新卒でいきなり意見を言うと、変な雰囲気になってしまいますよね。私は、学生時代に空手部にいたことがあり、日本の上下関係などの文化をそこで学びました。日本では、その場の「空気を読む」ということが、周囲の人と良い関係を作るために必要だと感じます。そのような日本文化があることを理解したうえで、自分が貢献できることをやるのがよいと思います。何も理解せずに、やりたいことをやっても上手くいきません。

 

■今後の目標を教えてください。

自分でビジネスを作っていきたいですね。大変だと思いますが、その分、楽しさも大きいはずです。今、エンワールド・ジャパンの仕事を通して学んでいることを活かして、多くの人に喜んでもらえる価値を生み出していきたいです。

 

■日本で就職を希望する留学生の皆さんに、アドバイスをお願いします。

企業名など、目先のことだけを考えて就職活動をしない方がよいです。就職しても、ずっとその企業にいられるか・いるかは分かりません。その企業に入社したら、どのような経験が得られるのか、どのようなスキルが身につくのかを考えながら、数年先のことを考えて就職先を検討することが重要ではないでしょうか。

 

 

(インタビュー:田村一也、渡邉絵理)

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